女性エンジニアのお仕事ライフ

活躍する女性エンジニアってどんな人?

女性の活躍について考えよう

女性の活躍について考えよう

今や政治の世界でも女性官僚の起用が進められています。アクション映画や子供向けヒーロー番組でも、チームの中に複数の優秀な女性が加わっているのが当然となりました。企業もその流れを汲み、最近では転職の際のキャッチフレーズとして「女性が活躍する職場」として紹介される求人が増えています。では女性が活躍する職場とはどのようなところなのか、女性が伸び伸びと実力を発揮できる職場に勤めるにはどうしたら良いのかについてまとめてみました。

女性が多いだけでは「活躍」とは言えない

よく若い人向けの求人情報で「女性が活躍する職場」として紹介されている企業があります。興味を持って応募してみると、確かに女性スタッフが多いのですが、実際に指示を出すのは男性という職場も多くあります。業務部門などのPCオペレーションの仕事は女性が多い傾向にあり、単に華やかなだけでキャリアアップに繋がるとは限りません。女性が活躍できる職場を希望するなら、係長や課長というリーダーではなく、マネージャーやエグゼクティブにまで女性がいる企業を探しましょう。

人生の先輩にあたる女性管理職がいること

マネージャークラスが女性という会社もありますが、独身でほぼライフスタイルが男性と同じという女性上司ばかりでは、女性が活躍しているとは言い切れません。女性というのは世間一般的に捉えても、結婚・出産・子育てをこなすものです。家庭を持ち、立派に子育てをしながら管理職まで登りつめる女性こそ、部下に慕われるべき女性上司であり、そんな女性の元で働く女性スタッフが「女性が活躍できる職場であること」を実感できるのです。

女性の敵は女性?

女性が活躍できる職場では、女性同士のトラブルはほぼありません。例えば既婚女性が保育園から連絡がきて、子供が熱を出してしまったので早退しなければならないと言った時に、残った仕事を引き受けることにイヤな顔をする女性スタッフがいるのでは、女性が活躍できる職場とは言えません。女性同士が協力し合えてこそ女性が活躍できる職場となるのです。上司は女性ならではの避けられない事情で仕事に影響が出そうな場合には、メインの仕事をスタッフに振り分け、単純作業やファイリングなどは自分で引き受ける必要があります。

それぞれの能力に見合った仕事配分

企業は基本的に勤務時間が定められている以上、その時間内でこなせる仕事を与えるのが常識です。しかし、仕事をこなす能力には個人差があり、同じ量の仕事でも定時までに終わる人と残業になる人がいます。既婚女性やアフターファイブに予定がある女性は、早くからスケジュールを組んで効率良く仕事をこなすのに対し、男性は焦らずゆっくりと構える傾向があります。この個人の能力と仕事のスピードをしっかりと上司が把握しておく必要があります。「残業をしない=仕事をしない」のではなく、仕事の進捗状況を把握して、明らかに要領が悪いと思われるスタッフに対しては業務改善をサポートする体制がある企業では、女性が仕事をし易くなるものです。

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